みつろー’s runnikki

ランニングについて書いています。座右の銘は「無理をしない」。

信州駒ヶ根ハーフマラソン2022

9月25日、駒ヶ根ハーフマラソンにはじめて出走してきた。

 

この日までの流れが

19日…県縦予選会in長野

20日…ジョグaround諏訪湖

21日…15kmビルドaround白樺湖

22日…ジョグwithちょっぱやランナー

23日…30km走inスカイパーク

24日…ジョグaround諏訪湖

長い距離に慣れる週にしようと考えていて、今回のレースはそのひとつ。

 

駒ヶ根ハーフのコースは、コース図を見る限り標高差が100m以上ありなかなかヘビーっぽいコース。

ざっくり見ると、6km下って9km平坦(途中大きなアップダウンが1ヶ所)で6km登る、という具合。

それでも、塩嶺王城パークラインハーフマラソンの標高差250mと比べれば標高差は小さく、「なんとかなるだろう」とタカをくくっていた。

 

とはいえ後半に登り坂が待ち構えるキツいコースということに変わりはないため、今回のレースのテーマは次の2つのどちらかにしようと考えていた。

・平々凡々(いつも通り前半抑えめプラン)

・弱気のムシが呼んでいる(後半の登り坂にひよって前半超抑えめプラン)

 

そんなことを前日に考えたはいいけど、まとまらないうちに当日を迎えた。

なんか気持ちが乗らないし30km走の疲労も少し残ってるし早朝にセブンまで散歩に行った時に見たオリオン座が綺麗だったし会場から見える山に登りたくなっちゃうしなんかやる気が起きないし。

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悩みに悩んだ結果、最終的に決めたテーマは

 

強気にいかんといかんぜよ(突っ込んじゃえプラン)

 

「第三の選択肢」というやつ。

なんだろね、もうやけっぱちですよ。

 

8:50、レーススタート。

一気に飛び出したランナーが数名、その後ろに集団になりそうな感じの10名以上のランナーたち。

「ハーフでこのペースはきついな〜」と感じたが、その集団の中で走ろうと決意。

最初の1kmがダラダラ下っているとはいえ3’22。

やっぱ速い。

んで、その後の2km通過までが「え、もう2km?」と思うほど2kmまでが(感覚的に)速く感じた。

そう感じたのも時計を見て納得、この間の1kmラップが3'16。

そらぁ速く感じますわな。

2〜3kmも3'17と速いペース。

3kmを過ぎたあたりだったか、そのあたりで集団が2つに分かれ始め、後ろの集団につくことを選んだ。

「あれ?今回のテーマは?」と思ったそこのあなた、強気と無謀は違うんです。

その線引きに使ったのが、誰であろう渋学さん。

彼は(いろいろな意味で)「前のめりがち」という癖(へき)がある。

もちろんレースでも基本的にその癖が出る。

前半抑えめに走ることが多い僕にとって、彼について行くことは「無謀」なのだ。

そんな彼が前の集団についていったので、「あ、こっちでいいんだな」と安心して後ろの集団に属することができた。

(まぁ、そんな癖は置いといても彼の方が僕より実力は上だしね)

3〜5kmは3'24-3'335km通過が16'50。

ずっと下っているとはいえ、先日の県縦予選会(17'12)より速い5km通過。

 

下りきってからは平坦かと思いきや、小さな起伏がずっと続く感じでコース図で見るより全然タフ。

とはいえ、集団を引っ張るランナーが作るペースが絶妙すぎて思ったよりは楽に走れた。

そして、8km過ぎに待ち構えるのは2kmほど続く大きなアップ&ダウン。

「アップダウンヒル区間賞」というものが設置されているくらいのアップ&ダウン。

この区間手前あたりでまわりのランナーが区間賞を狙いにいくのか気になり、「狙います?」と聞きたくなる衝動に駆られた。

もし狙うのであればついていかないし(強気と無謀は違うんだよ)、狙わないのであればそのままついていくし。

「聞いて『狙いません』て言われたはいいけど、それが三味線だったらどうしよう…」とかそんなことを考えていたら、その区間手前の下り坂で飛び出すランナーが数名。

一気に集団がバラけた。

区間賞のためか、ペースが遅いと感じたからか。

ただ、ずっと集団を引っ張ってくれていたランナーのペースは変わらなかったため、その方を信じて後ろで走り続けることに。

そしてアップダウンヒル区間に突入。

登り始めた途端、引っ張ってくれていたランナーのペースがそれまでの登りの時とは明らかに違う。

「狙ってたんかーい!」とツッコみたくなる衝動を懸命に抑える。

(レース後に話したところ、「狙ってたわけではないですがちょっと頑張っちゃいました」とおっしゃっていた。)

それに対応できずに離され、登り終える頃には5秒くらいの差がついていた。

登り坂が思ったほど長くなかったのは幸いだったけど、集団が完全にバラけて単独走になってしまったのは痛手。

その後下り終えたあたりで10km。

ここまでの5kmが3’26-3'38-3'33-3'58-3'23ラップ17'57。

 

そこからしばらくは河川敷を走る平坦区間

この間に少しでも回復しようとリズムだけを意識して走る。

10-15km3'33-3'33-3'36-3'38-3'505kmラップ18'10。

 

15km手前あたりからいよいよゴールまでの登りエリア。

そのあたりで脇腹に差し込みがきた。

レース中に差し込みがくることはほとんどないけど、大迫傑選手がいつぞやのレースで肋骨下あたりを抑えていたことを思い出しそこを指でグッと押したり、ピッチを早めたりして対処。

とりあえずおさまったけど油断するとまたきそうだったため気をつかいながら走った。

 

その後はひたすら我慢。

登りが得意なはずなのに全然足が動かず、何名かに抜かれる。

登りで頑張り、たまにある平坦や下りで息と足の乳酸を整え、の繰り返し。

「しだれっ栗の登りに比べれば全然キツくない」と自分に言い聞かせて気持ちを誤魔化しながら走る。

19km手前あたりで急な登り区間は終わり、あとはダラダラと登るだけ。

後ろのランナーとの差は沿道の方の声と拍手を頼りにはかっていたが、その辺りから5kmの部のランナーも混ざってきたため、応援の拍手がずっと続き後ろとの差がはかれない。

振り向くのもなんかカッコ悪かったので、近づいてきているのかどうかわからないランナーに怯えながら走る。

幸い抜かれることもなく、かといって前のランナーに追いつくわけでもなく、なんとかゴール。

15km以降は4'01-3'44-3'59-4'21-3'54-3'43(-'31)。

結果は1:17'11、総合13位、年代別4位。

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コースと暑さと今の状態を考えればこんなもんか。

 

それにしても、今年はなんとも言えない結果が多い。

名古屋シティ、総合51位。トップ50入りならず。

長野マラソン、総合81位。トップ80入りならず。

安曇野ハーフ、種目別11位。トップ10入りならず。

やぶはら、種目別4位。トップ3入りならず。

今回、種目別4位。トップ3入りならず。

次の大町でこの流れをなんとかしたい。

 

走り終えたあとのこと。

ゴール直後にもらえたアイスにはとても癒された。

(嬉しすぎて急いで食べてしまい、そのおかげで頭がキーンと痛くなったけど)

会場にあった噴水にもめちゃめちゃ癒された。

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水の圧がすごいんじゃ。

 

そして、この日の本当の戦いはこのあとに待ち受けていた。

 

VSソースカツ丼

渋学さんが教えてくれた伊那市にある「志をじ」にて。

同じくハーフを走り終えた高校の先輩と。

 

僕は「トンチキ丼」を注文。

まったりと会話しながらノンアルビールを飲みながら待っていた。

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まずは先輩が注文した「ソースカツ丼(中)」がきた。

米の上にトンカツがこんもりと乗せられていて、かなりのボリューム。

「中でこれならトンチキ丼て結構やばいんじゃね?」とドキドキしながら待っていると・・・
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どーん。

トンカツとチキンカツが1枚ずつ、その下にどっさりの米。

食べられるのか?21km走ったっつっても、レース後にけっこう水分とったし、いうほどお腹すいてないぞ??

「ならなんでこれ選ぶんだ」って話だけど、トンカツとチキンカツが両方乗ってるなんて、魅力しかないじゃん。

これを見つけて頼まないようじゃあ本物のカツ丼マニアとは言えないよ。

(いつからカツ丼マニアになったんだ。)

それにほら、この日のテーマは「強気にいかんといかんぜよ」。

最後まで強気な姿勢は崩さない。

(これを頼むのは無謀ではなく強気です。)

 

さっき走ったハーフの登りよりキツかったけどなんとか完食。

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大変おいしかったです。

ちなみに先輩、カツだけ食って米はほぼ残すというアンバランスな食べ方。

 

その後はもちろんデザート。

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家に帰って昼寝をしようとしたけど胃が気持ち悪くて寝られず、夜ビールを飲もうとしたけど2本しか飲めず。

美味しかった分の副作用はすごかった。

 

さて、これで4週続いたレースはひと段落。(2週目はDNS、そんかしぼっちTTを決行。)

長い距離を走る練習をほとんどしていない中での3ヶ月半ぶりのハーフマラソン

8月半ばは20kmを4’20/kmで走るのが精一杯の状態だったけど、なんとかここまで戻せたし収穫もいっぱいあったし、それなりに満足できるレースだった。

 

ソースカツも好きだけどどっちかいうと味噌カツ派。味噌カツ+赤だしなんて最強だね。

長野県縦断駅伝予選会、それとそれまで

9月19日(月)、長野県縦断駅伝の予選会が行われた。

予選会っつーか、実質は「標準記録突破挑戦会」。

それに出走して来たわけだが、大きな(やっぱ中くらいの)目標とするレースだった。

それが終わり一区切りついたので、備忘録も兼ねてそのレースまでのことを書こうと思う。

 

話は5ヶ月ほど遡り4月。

長野マラソン

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思えばここが始まりだったと思う。

 

レース後は大きなダメージもなく、またその2週間後に市町村対抗駅伝が控えていたため、疲労をしっかり抜くことをせずに駅伝にむけてスピード練習を行った。

 

市町村対抗駅伝後はトラックレースで結果を残そうと思い、5月中はスピード練習を多めに取り入れた。

 

慣れない(というか嫌いな)スピード練習、慣れないスパイク、感知できなかった長野マラソンのダメージ。

そういったものの積み重ねか、ゴールデンウィークが明けたあたりから右足のシンスプリントと膝下が痛くなった。

それでも走れないことはなかったので、JDと一緒にポイント練習をしたりトラックレースに出たりしていた。

並のJDじゃないのでこっちも必死だったけど、JDに追っかけられるのは、まぁそれはそれで…。

 

ほいでトドメは6月5日。

安曇野ハーフマラソン

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出ない方がいいとは思いつつ、実家の近くを通るし甥っ子が見に来るって言うし、出ちゃった。(もちろんレースにね)

痛みが悪化していたことに加え、直角コーナーが多いコースで足への負荷が大きかった。

痛みがなければそれほど苦にならない直角コーナーだが、痛みを庇いながらゆっくり曲がって加速、の繰り返し。

レース後からはまともに走ることができなくなった。

そこから7月末までのおよそ2ヶ月間はロードバイクに乗ることの方が多く、足で走る走行距離は激減。

5'00/kmくらいでジョグをしていても途中で痛みが悪化して8'00/kmにペースダウンしたこともあった。←諏訪湖の反対側でそうなったもんだから、痛かろうがあと半分進むしかないというね。

ポイント練習もロードバイクで行わざるを得ない状態。

ロードバイクに乗ることはそれはそれで楽しかったけど、「クロストレーニング」と呼ぶにはロードバイクが多すぎた。

しかも、エイトピークストライアスロンが開催される時期だったため、「トライアスロン出るんですか?」とそこここで言われる始末。

 

そんな状況の中走ったやぶはら高原はくさいマラソンは、もちろん散々な結果。

安曇野ハーフで『無理して走らない方がいい』って学ばなかっただ?」と言う声は無視。

 

7月後半にあったスノーハープ駅伝大会も同様。

安曇野ハーフとやぶはらで学んだことは?え?バカなの?」と言う声は無視。うるせーよ。

 

そして8月。

「走っても走らなくても痛いものは痛い、なら走っちゃえ」と開き直り、「痛くない痛くない、痛いのは気のせいだ。…やっぱいてーな、くそ。」と思いながら、痛かろうがかゆかろうがくすぐったがろうが蚊に刺されていようが走ることにした。

(この時期は野良仕事をしていると必ずと言っていいほど蚊に刺される)

そのときに気をつけたことは、痛い箇所を庇わないこと。

庇って走ると他の箇所に負担がかかり今度はそこを痛める、なんてのはよくある話で、それを避けるためだ。

 

そんな感じで走っていた8月10日ごろに新たなアクシンデント。

朝起きたら、なぜか右膝の上の内側が痛いのだ。

前の晩から痛かったとか前兆があったとかではなく急に、だ。

布団に入るのがめんどくさくて畳の上で寝たことがいけなかったのか?(畳で寝るの、気持ちいいよね?)

打ち身的な感じで筋肉表面が痛かっただけだったため数日で治るだろうとは思っていたけど膝を曲げるととにかく痛い。

痛みが発生した日は我慢して走れたけど、翌日は歩くのもやっとでとても走れる状態ではなかった。

曲げると痛いということはロードバイクにすら乗れない。

 

そんな状態で走ったお盆駅伝も散々な結果。

「え、安曇野ハーフとやぶはらとスノーハープと…」以下同文。もうごめんなさい。

 

しかし状況一変。

お盆駅伝が終わったあたりから打ち身的痛さが和らぎ、シンスプリントや膝下の痛みも日に日に和らいでいった。

お世話になってる「はやし鍼灸整骨院」の林先生に言われたとおりガシガシ使った結果、痛みの原因となっていた箇所の緊張がいい意味でプツンと切れたのではないかと思う。

ちなみに、なぜ「はやし」が平仮名なのかは永遠の謎です。

 

接着剤でくっついてしまったものは放っておいても離れることはないけど、強引に剥がそうとしたら案外綺麗に剥がれた、それに似た感覚。

数ヶ月ぶりになんのストレスもなく走れることにホッとした。

 

怪我について振り返ると、治すためにした自分でできることは「ほぐすこと」と「使うこと」。

ほぐさずに使っているだけだと悪化して最悪の場合は疲労骨折、なんてことになりかねない、「ほぐすこと」と「使うこと」の両方が必要。

凝っている箇所を痛いくらい、てかめちゃめちゃ痛くなるまで指圧したりフォームローラーでゴリゴリやったりする。

んで、痛くても走る。

走り始めの最初は痛いけど、しばらく走っていると筋肉がほぐれてきて痛みが小さくなる。

そんな感じで「ほぐすこと」と「使うこと」をしていたら、あるときから痛みが小さくなっていった。

特に、ほぐすことをそれまでより強烈にやり始めてから急激に良くなっていったように思う。

今思えば、強烈にほぐすことをもっと早くからやっていればここまで長引かずに済んだと思う。

また、「痛いときは安静に」と思いがちだが、安静にすべき痛みと使うべき痛みがあり、筋肉系の痛みなら使った方が早く治ると僕は思う。(数年前に軽い肉離れをした時も、痛くない程度のペースで走ったら数日で治った)

 

 

さて話を戻して。

痛みが和らぐことと状態が戻ることは別問題。

 

まだ痛みが大きかった8月2日。

故障前なら3'30/km弱で行えた6kmペース走が4'00/km弱でしか行えない。

 

痛みが和らぎ始めた8月15日。

3'45/kmくらいでは出来ていた20kmペース走が4'20/km弱でしか行えない。

 

要するに最悪な状況。

この時点で(てか7月の時点で)5000m16'40切りを諦めることが頭をよぎった。

 

それでも、

ご自身も怪我をしてる中インターバルで引っ張ってくれた先輩ランナー

色々と的確なアドバイスをくれるコーチ

バカ話をしながら一緒に走ってくれるランナー仲間

鍼を打ってくれる先生

先方がどう思ってるかはわかんないけど、僕としてはそれぞれの形で支えてくれたと思ってるわけで、そんなことを考えたら「諦める」という選択肢はなかった。

 

8月末あたりから徐々に状態も戻ってきて、ギリギリ間に合うか間に合わないかという状況。

 

9月1週目から3週続く5000レース。

1.2戦目で状態を強引に上げ、3戦目で切ろうという算段。

 

1戦目。

調整もせず当日の体調もすぐれず17'53。

(二日酔いだったのはここだけの話)

この数日前に行ったペース走より遅いペースだったけど、5000レースのキツさは体感できた。

 

2戦目。

諸事情によりDNS

 

迎えた3戦目、県縦駅伝予選会。

調整も行い、「やることはやった」という感じ。

前日にあった御柱の木造りをどう調整の一環として組み込むかが難しかったけど、幸いその影響はほぼなく当日を迎えられた。

当日は台風の影響で多湿強風という、お世辞にも良いとは言えないコンディション。

3'15くらいで入りあとはどこまで粘れるか、というシンプルな作戦。

スタート地点にいた駅伝メンバーの皆さんが何かを期待してそうな様子だったので「◯◯ポジが決まりません」というセリフを残していざスタート。(期待されていたのはたぶんそれじゃない)

200mの通過が37秒ほどで、入りとしては申し分なし。

想定外だったのは、ペースメーカーとして期待していたランナーがそのくらいのペースで走っていなかったこと。

集団を引っ張ってくれていたランナーも、おそらくチャレンジャー。

ペースが落ち着いたときに飛び出したランナーがいた。

そのランナーについていくか集団の中で走るか、すぐに決断できなかったことがのちに大きく響いた。

変なタイミングで出てしまい、誰かの後ろにつくのか単独で走るのか中途半端な感じになってしまった。

そこで無駄に力んでしまい、後ろから来た集団に抜かれたときにはそれにつく力が残っていなかった。

それが3000m付近。

3000m通過が10分ちょうど。

イーブンペースでこの通過ならいいのだが、3'16-17-27と2000m過ぎからペースが急激に落ちての10分、しかも余力がほとんどないというかなり厳しい状況。

ペースを上げる力は残っておらず、結果は17'12。

32秒も足りないという惜しくも何ともない結果。

 

レース後は自分が思っていた以上にヘコんだ。

そんなときに、監督から温かい言葉をたくさんもらった。

 

ちょっぱやランナーからは慰めのメッセージをもらった。

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「頑張った方じゃん」。

たぶん、この方からもらえる最大級の慰めフレーズ。

そのお言葉に、僕も慰められた方だ。

 

レース前には応援メッセージを送ってくれて、レース後には取り止めもないことを話しながら一緒にラーメンを食べてくれたランナーにも救われた。

 

 

さて、これで一区切り。

ここまでの練習をフルやハーフにつなげようと思う。

 

※全ては◯◯ポジが決まらなかったせい。

登山2022其の四~焼岳~

9月5日、焼岳を登ってきた。

withラン仲間のにゃんさん。

 

焼岳は飛騨山脈の南端のあたりに位置し、日本百名山のひとつに数えられる山である。

 

この辺。

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え?全然わからない?

しょうがないからアップしよう。

だいたいこの辺。

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え?アップしすぎ?わがままだな。

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こんな感じの位置。

これでわからんかったら、まずは日本の地理を勉強してください。

 

天気が心配だったけど絶好の登山日和。

朝から晴れていて絶景は約束されたようなもん。

 

中の湯温泉側からのルートだったんだけど、このルートは登山口から山頂までずっとトイレがない。

そのため、登山口に向かう途中にある道の駅「風穴の里」でトイレを済ませた。

本当は新島々駅近くのセブンによる予定だったけど、左側にあったはずなのになくて、気づいたら道の駅まで来ちゃってた。

セブンはどうやら道の反対側に移転していたらしい。(帰りに確認)

 

登山口に着いた6時半ごろにはすでに駐車場(といっても10台くらいしか止められない)は満車。

道のわきに駐車している車が数台。

その列に車を止めて準備をし、7時前ごろに登山開始。

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噴火警戒レベル1に引き下げられたとはいえ最近までレベル2だったためか、登山口には注意を促す看板があった。

また、看板の下のほうにはクマとの遭遇に注意する旨も書かれていた。

クマよけの鈴を持ってきておいてよかった。

 

にゃんさんは走ったりジムで鍛えたりしているので、女性といえど登るペースは容赦しなかった。

(いや、まぁそれでも気はつかったよ、少しくらいはね。)

 

7月にオグオグさんと硫黄岳に登ったときは夏沢鉱泉やオーレン小屋など写真を撮りたくなるポイントがいくつかあったけど、今回は森林限界を超えるまでは樹林帯を進むため、写真を撮る気にならず。

でも、森林限界が近づいて空が開けてくると、雄々しい姿の焼岳が顔をのぞかせる。

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紅葉が綺麗な時期に、ここからの焼岳を拝みたい。

 

そこからしばらく歩くと、山には全く似つかわしくない「ぞく」が・・・。

なんと、海賊がいたのだ。

ジャック・ス〇ロウか!?と思いきや、名前を聞いたら「チャック船長」。

ゴープロやら機材を持っていたため「ユーチューバーですか?」と聞いたら「そうです」と答えてくれた。

そこは「山賊です」と答えてほしかった。

どうやら「ユーチューバー王に、俺はなる!」の方向性らしい。

全く油断をしていたため、スマホを出すことすら忘れて写真を撮り逃してしまった。

(記事後半のほうに写真あります。)

 

森林限界を超えてからは岩場が続く。

足場が悪くなっても「疲れました」「休憩しましょう」とは全く言わないにゃんさん、さすが。

 

途中でonのトレランシューズを履いていた女性がおり、前からそのシューズは気になっていたため「そのシューズ、調子はどうですか?」と聞いたら「結構調子いいですよ」と答えてくれた。

諏訪湖を走っているときに突然「そのシューズどうですか?」なんて見知らぬ人に聞いたら「え?誰??きも」と変質者扱いされるだろうに、そこは山の力がなせる業。

山の力は偉大である。

 

いよいよ山頂が近づいてくると、噴煙が上がっていたり火口湖(正賀池)があったり。

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活火山であることを思い知らされる。

 

ここまで来れば山頂まではすぐ。

なのだが、油断したのかなんなのか、そこから思わぬ苦労が待ち受けていた・・・。

(詳細は伏せておきます。不可抗力だったとはいえ、ガチで怒られそうなため。)

 

んで、山頂着。

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槍ヶ岳が、穂高連峰が、上高地が、めちゃめちゃ綺麗。

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絶景。

迫力。

これを見るために登ってきた。

焼岳は、槍ヶ岳穂高連峰を望む絶好のスポットだと思う。

ちなみに、北アルプスは、常念岳蝶ヶ岳、焼岳、燕岳、大天井岳槍ヶ岳しか登ったことないけど。

しかも燕は中学生のとき、大天井と槍は高校生のとき。

常念と蝶は去年だけど、ガスっててろくに景色は見えず。

つまり、ちゃんと景色を眺めたのは焼岳からだけ。

そんな浅すぎる経験から「絶好のスポット」と言っても説得力皆無。

でも綺麗に見えることは間違いないで、気になる方はだまされたと思って登ってみて。

 

ちなみに今回の登山、この数日後に槍ヶ岳に登る計画を立てていたオグオグさんのために槍ヶ岳がちゃんとツンと立っているか確認することも、目的のひとつだった。

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ツンだったよ、オグオグさん。
(つっても、この記事を公開するころにはもう登り終えてるか。)

 

八ヶ岳の硫黄岳ほどではないけど、火口湖を抱いた爆裂火口もなかなかの迫力。

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ひとしきり写真を撮ったあとは小休止。

山頂で食べる塩豆大福はうまい。

 

「ビールがあれば一日いれるね」なんて話をしながらしばらく山を眺めて、さぁ下山開始。

下山途中の目的は当然、のんびり登ってきているであろうチャック船長と写真を撮ること。

船長が途中で「やっぱ海賊王を目指す!」と登頂を断念して下山していなければ、もしくは「羅針盤なんて渋滞のもとだ!」と投げ捨てて道を踏み外していなければ、必ず会える。

渋滞するほど人はいないし羅針盤を投げ捨ててはないはず。

そんなことを考えながら、山頂付近から出ている小さい噴煙の近くはとても暖かいということを感じながら、「下りってだるいんだよなぁ」と思いながら、下山。

 

すると、火口湖が見えるあたりにチャック船長が。

映えポイントで遭遇できるとは、日ごろの行いがいいからであろう。(もちろん、にゃんさんではなく僕の日ごろの行いが、だよ。)

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今度はバッチリ記念撮影できた。

 

その後の下山はいつものごとく消化試合。

ひとしきり山を楽しみ尽くしてまさに「祭りのあと」状態。

ねむれないまち〜に〜

あい〜するひと〜がいる〜

と流れてきそう。

(そういえば小学生のころ、彼が所属するグループのある曲を言葉の意味も分からずに大声で歌ってたっけ。「それを人様の前で歌うって実は意外と勇気がいることなんだよ」と知る未来が来るなんて思わなかった。)

 

そんなこんなで、何度か岩に足を滑らせたり隠れ枝に足を取られたりしたけど無事下山。

 

それにしてもにゃんさん、標準時間より全然早かった。

諏訪湖ラソンの目標が2時間切りみたいけど、余裕で切れると思うよ。

目をつぶって走っても切れると思うよ。

 

 

※「たぶん本当の未来なんて知りたくないとあなたは言う」ってそういうこと??

 

問)筆者は「本当の未来」とはどのような未来だと考えているのか、答えなさい。

(正答率15.3%)

登山2022其の三~硫黄岳-天狗岳~

7月26日(火)、ラン仲間のオグオグさんと登山に行ってきた。

 

目指すは八ヶ岳のひとつである硫黄岳。

んで、それだとすぐ帰ってこれちゃうから時間と天気と睨めっこしながら、可能なら根石岳天狗岳まで行きますかという計画。

 

スタートは桜平駐車場。

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駐車場に着くまでの道はけっこうアドベンチャーで、激しく路面が荒れていたりギアを1速に入れなければ登らなかったり給油ランプが点灯したり。

 

はじめのうちは道が舗装されており、登山というか散歩気分。

色々話していたらあっという間に夏沢鉱泉

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色々話していたらあっという間にオーレン小屋。

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色々話していたらあっという間に硫黄岳と赤岩の頭をつなぐ稜線。

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横岳、赤岳、阿弥陀岳には心が癒された。

 

ちなみに、内容が思い出せないから「色々話していたらあっという間に」を繰り返してるわけじゃなくて、ホントにあっという間に着いた感じ。

桜平駐車場から赤岩の頭まで1時間40分くらい。

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普段ジョグで走る時間と同じようなもんだからあっという間。

 

ここまでくれば硫黄岳はもうすぐそこ。

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赤岩の頭から硫黄岳山頂までは「思ったよりも遠いな」と思ったけど、無事硫黄岳山頂に到着。

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休憩の前に爆裂火口を拝みに行く。

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前回天狗岳に登った時に爆裂火口を見たときは「崖??」としか感じなかったけど、実際にそこに立ってみると迫力満点。

山頂の半分くらいがないことに気づかされる。

 

飲まず食わずでノンストップで来たので、ここで小休止。

おにぎりを食べたり飴をなめたりしながら今後の行程を話し合う。

天気は大丈夫そう、少しガスってきたけどひどくはならなさそう、ということでひとまず根石岳、あわよくば東天狗まで。

「んじゃ出発しますか」と言いながら荷物を確認していると、「・・・ん?さっきまでここのポケットを触ったときにあった手ごたえがないぞ・・・」

何度触っても手ごたえがない。

中を見てもあるはずのものがない。

あるはずのものとは何か。

そう、車の鍵である。

「・・・オグオグさん、やべーっす、鍵落としました・・・(゚Д゚;)」

「マジっすか!?(゚Д゚;)」

「途中まではあることを確認してたんすけど、たぶん稜線に出た後のどこかで落としました・・・(゚Д゚;)」

「探しに行きましょう(;^ω^)」

 

「マジか!?ふざけんな!」とも言わずに「探しに行きましょう」と言ってくれるオグオグさんはマジ神。(心の中では「マジふざけんな」って思ってたかもしれないけど・・・)

 

休憩前に寄った場所が硫黄岳山頂の看板だったため、探しながらすぐ近くのそこに向かう。

看板前に着いたら

「写真撮ってもらっていいですか?」

とおっちゃんに声をかけられ、「鍵探して焦ってるなんてバレたくない」なんて無駄な見栄から、努めて冷静に

「いいっすよ〜」。

すると、そのおっちゃん一味のおばちゃん、もといお姉様が

「あれ?これ何かしら?」とヒョイと持ち上げたものは黒くて四角い物体・・・。

「・・・!それ僕の車の鍵っす!!(゚o゚;;」

捜索開始から数十秒で発見された。

「無駄に見栄はって写真撮っといてよかった〜」と、努めて冷静に心の中だけで思う。

てか、拾ってくれた平林さん、本当にありがとうございますm(_ _)m

おかげでチーンとなった下山にならなくてすみました。

 

車の鍵はザックの奥底にしまい、気を取り直して根石岳に向かってレッツラゴー。

 

夏沢峠に向けて下っていると森林限界が近づいてくるのが見えてくる。

その後しばらく森林帯を歩くとヒュッテ夏沢に到着。

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ヒュッテ夏沢は休業中なのか、人の気配が全く感じられず、トイレも使えなかった。

 

夏沢峠は北八ヶ岳南八ヶ岳の境目。

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「へ~ここが境目なんだ~」と思ったけど、色が変わるわけでも空気が変わるわけでもないので境目だと実感はできず。

とりあえず境目、とにかく境目。

 

色々話しながら淡々と歩いていると箕冠山(みかぶりやま)に到着。

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茅野市から八ヶ岳を見ると箕冠山は「俺もここにいるんだぞ」と地味に主張してるけど、実際に登ってみると「あ、ここなんだ」という感じ。

特に眺望がよさそうな雰囲気でもなかったので「うん、根石岳行きましょう」ということに。

 

ちなみに、当初の予定ではオーレン小屋から峰の松目を経由して硫黄岳に行く予定だったけど、「峰の松目からは眺望よくないよ」と教えてもらいスルーした。

峰の松目も箕冠山と同様、茅野市から見ると主張が地味に強いと感じる山だ。

※あくまで個人的感想です。つーか、実際に登ってみて「あれは〇〇山だ」とやっと覚えられる。八ヶ岳わかりづらい。

※※あくまで個人的感想です。

 

途中にコマクサの群生地がありパシャリ。

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全然きれいじゃねー。

写真を撮る腕の問題ではなく、見頃を過ぎてたんだと思う。

コマクサの見頃の時期を詳しく知らんけど。

 

んで、さらに稜線を歩いて根石岳に到着。

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後ろに見えるのは東天狗&西天狗。

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時間的にもう少し先まで行けそうだったため、東天狗を目指すことに。

ここでも稜線を歩く。

稜線歩きは八ヶ岳登山の大きな魅力の1つだと思う。

 

東天狗に到着。

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後ろに見えるのは西天狗。

南のほうに見えるはずの硫黄岳の爆裂火口はガスってて見えず。

かわりに、前回東天狗に登ったときに撮った写真をARチックにオグオグさんに見せてあげた。

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東天狗で小休止したあとは、根石岳箕冠山と経由して桜平駐車場を目指す。

 

夏沢鉱泉付近を流れる川を見ると、硫黄のせいか川の中の岩が赤くなっていた。

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下山後は塩壺の湯で汗を流し、ロイヤルナンハウスで空腹を満たす。

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ここのあんこチーズナンが大好き。

 

オグオグさんのパートナーのお店の話だったり、「もし〇〇を開業したら」の妄想話だったり、景色も会話も楽しめた登山だった。

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※妄想話の実現可能性は13%。

白馬スノーハープクロスカントリー大会2022

7月23日(土)、白馬スノーハープクロスカントリー大会2022に出走してきた。

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白馬スノーハープとは、1998年に行われた長野冬季五輪にてスキーのクロスカントリーが行われた会場。

そのことから、コースがヘビーだということはご理解いただけると思う。

スタート直後とゴール直前の平坦区間以外はアップかダウンのみというコース設計。

 

土曜日に行われるのは駅伝。

岡谷市のラン仲間とチームを組んで「一般男女混合の部」にエントリー。

若者チームは「岡谷カミセン」。

ご年配チームは「岡谷トニセン」。

名前の由来はもちろん〇6。

 

スタートは午後。

練習の一環として出るレースだったので、二部練習のつもりで午前中はポイント練習(8㎞ペーラン)を行った。

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最近直接対決をする機会が多く、今回もアンカー対決をすることになってしまったNさん1号に負けたときの言い訳作りのためにポイント練習を行ったわけでは、決してない。(ウソ、2割くらいは言い訳作り)

 

アンカー(4区)ということもあり、スタートしてからしばらくは暇なため、写真を撮ったり知り合いと談笑したりラジバンダリ。

練習の一環とはいえどうせ走るなら少しでもいい順位でゴールしたいという気持ちもあり、岡谷カミセンが男女混合の部で何位か数える。

数え間違えていなければ4位でタスキをもらった。

1位と2位は離れすぎている(しかも2位のチームのアンカーは長野県のトップランナー)から現実的に追いつくのは無理。

3位のチームはほぼ同時。

ということで、3位狙いで走ることに。

3位のチームの選手はタスキをもらってからのスタートダッシュがめちゃめちゃ鋭く、んで自分自身がタスキをかけるのに手間取り、走り始めてから200mくらいで5秒くらい離された。

後ろの状況はわからないけど、じっくり追いかければいいやと考えて最初は無理をせず。

徐々に差を詰めていき、前半のうちにパスできた。

その後も男子の部のランナーを何人か抜き、男子の部のランナー1人に抜かれ、前半の2㎞終了。

レース後半に入ろうかというところで、他チームの知り合いランナーNさん2号(先ほど登場したNさん1号と同チーム)がカメラを構えながら「なんかポーズ取って!」と。

そんで取ったポーズがこれ。

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昭和な香りが漂うポーズ。

そしてNさん2号の前を2回目に通り過ぎた時には「頑張らなくていいからね」という激アツ胸アツな声援が。

もちろん「頑張ります」と返答しておいた。

 

レースはというと、抜かれたランナーとの差が開かないよがに追いかけるが、残り1㎞ほどの地点で一気に差が開いてしまった。

それを追いかける気力もなかったので、男女混合の部3位をキープすることだけを考えて走った。

幸い後ろから抜かれることもなく無事ゴール。

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ちなみに、Nさん1号には見事に完敗。

スタート前にNさん2号に脇腹をコチョコチョされたダメージのせいにしておく。

 

ゴール後はみんなで記念撮影。

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僕らのあとに写真を撮ろうと待っていたNさん1号2号たち。

Nさん2号に「写真撮ってもらっていい?」とお願いされたので、自分たちの写真を撮っておいた。

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真剣に走る駅伝も刺激があっていいけど、こんな感じで気楽に走れる駅伝も楽しい。

 

さて、次のレースは8月14日に行われる岡谷お盆駅伝。

今回に引き続き気楽に走れる駅伝。

終わった後の生ビールが楽しみだ。

 

※この大会、県内の速い人が結構出てて何気にハイレベル。

ランニング×ロードバイク

安曇野ハーフマラソンから早いもので1ヶ月以上が過ぎた。

それまでは、右足のひざ下、主にシンスプリントの痛みを(「気のせいだ」と自分を)騙し騙し走っていたが、安曇野ハーフで悪化させてしまった。

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それ以降は「クロストレーニングなるものを試してみよう」とロードバイクに乗ることが増えた。

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そのおかげで6月の月間走行距離は過去最高。

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もちろん半分以上はロードバイクで走行距離をチート。

また、ポイント練習は週2.5回というルーティンを崩さないようにした。

 

7月頭にはやぶはら高原はくさいマラソンがあったため、6月末にそれに向けて走ってのポイント練習を行った。

1ヶ月近く走りで心拍を上げていなかったからか暑さのせいか、全然走れなかった。

やぶはらに向けては「これはヤバい」と思いつつ、「久しぶりだししゃあない」という思いもあり。

冷静に考えてみれば、いわゆる閾値走と呼ばれるトレーニングは3月上旬以来だったので、そのペースに身体が慣れていなかったのも要因かもしれない。

 

もちろんやぶはらは散々な結果。

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ランニングを再開して半年しかたってなかった前回(3年前)より遅かった。

 

クロストレーニングを取り入れたのがポジティブな理由ではなくネガティブな理由だったとはいえ、せっかく取り組んだのだからどのような効果があるのかを知りたい。

1か月程度だと効果もへったくれもないが、今のところ得られている効果は2点。

 

1点目が「走トレーニングよりも心肺、乳酸を追い込みやすいこと」。

ロードバイクでのポイント練習は「30秒‐30秒*3本*5セット」を行っている。

高校生の頃にスピンバイクで同じトレーニングをしていたのだが、本数を追うごとに手の指先や鼻先がしびれてくる酸欠状態の感覚、乳酸マックスで動かない足を強引に回す感覚。

これが800や1500のラストに生かせたような気がするような記憶がある。ようなないような。

中距離を走ることはないけど、10㎞でもハーフでもフルでもラストは動かない足を動かすことに変わりはないし、そこへの効果を狙ってこのトレーニングを行っている。

また、インターバルが嫌いな僕にとって走トレーニングで速い動きをする頻度が少ないので、てか、おそらくスピードトレーニングのやりすぎでケガをしたので、速い動きのトレーニングは足に着地負担がかからないロードバイクが適している。

 

2点目は「スピードが出るおかげで暑さがそこまで気にならないこと」。

登りは別だが、平坦や下りは風が心地いい。

ただこれにはデメリットもある。

暑熱順化を(たぶん)しにくいことと走るときほど汗をかかないことだ。

その2つを解決するために、時間があるときにサウナに入っている。

「暑熱順化は必要だったとしても、そんなに汗かかなくてもよくね?」と思うかもしれないが、これがいちばんの問題。

夜の酒に影響が出るのだ。

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汗かかなきゃおいしいビールが飲めないじゃんっていうね。

 

3点目は「気分転換ができること」。(「2点って言ったじゃん」って声は無視)

当然だけど、同じ2時間でもロードバイクのほうが走るより長い距離を進むことができる。

走るときには行けないところまで行けるので、普段見れない景色が見れて気分転換になる。

辰野でほたる祭りが開催されていたときは、箕輪まで行った帰りに辰野駅付近を通ってほたる祭りの雰囲気を少しでも味わおうとした。

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出店がなくて全然味わえなかったけど。

また、気分転換したいときは山に登ったりもする。

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さて、ロードバイク以外にも

プールで水中ウォーク

ジムでウェイトトレーニング

もアリかと少し考えている。

しかし、どちらも(精神的)ハードルが高い。

みんなが泳いでる中歩いていたら「何あの人、プールに来たのに歩いてる~」と思われないか不安。

みんなが重いウェイトをガシガシ持ち上げてる中軽いウェイトでやっていたら「何あいつ、あんなのしか持ち上げられないのか」と思われないか不安。

そう、ただの自意識過剰。

「誰もお前のことなんか見てねーよ」ってやつだ。

キャンプに行ったときに、ギアをすべてス〇ー〇ー〇でそろえている人がマウントを取ってくるのとは違うのだ。(年に数回しかキャンプしない人にとっては、数千円の焚き火台、百均のスキレットでじゅうぶんなんだよ)

 

でもねー、やっぱりジムは怖い・・・。

だって、筋骨隆々な人がガシガシやってる横で「ビール、ビール」と考えてるとか、想像しただけで震える。(だから自意識過剰だっつーのに)

 

ちなみに、ジムに行ったことがないので「筋骨隆々な人がいる」というのはただの妄想。

実際はどんな人がいるんだろ。

 

※ジムに行くときの精神的ハードルの下げ方、どなたか教えてください。

やぶはら高原はくさいマラソン2022

7月2日(土)は、やぶはら高原はくさいマラソンに出走してきた。

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実は、前日まで出走するかどうか悩んでいた。

というのも、5月から右足の膝下やシンスプリントが痛かったのだが、安曇野ハーフマラソンで悪化させてしまい、その後はロードバイクをこぐことが多く走トレーニングがほとんどできていなかった。

それだけならまだしも、そもそも痛みが引いていなかったのだ。(つーか今も痛い)

それでも、「走っても痛いし走らなくても治らないし、白菜もらえるし、んじゃ走っちゃえ」ってことで出走することを決意した。

また、前回大会(と言っても3年前)の10㎞30代の部でなぜか優勝してしまい、僕くらいの走力で優勝できるレースもなかなかないため「30代の部で2連覇したい」という思いもあった。

しかしレース前日。

2連覇に暗雲が立ち込めた。

ゼッケンを確認していてあることに気づいてしまったのだ。

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ゼッケン番号の下。

「高校生~39歳」と書かれているではないか・・・。

前回は「高校生~29歳」と「30歳~39歳」は別枠だったのに、今回はひとくくりになっていたのだ。

「分けてくれよ~」と思ったが、そうなってしまったのものは仕方ない。(申し込みの段階で気づけよって話なんだけどね)

「2連覇が目標」とツイートして気持ちを奮い立たせることにした。

 

レース当日。

6月下旬からの猛暑がこの日も続き、現着した7時の時点ですでに暑かった。

高原なのに暑かった。

会話の枕詞が「暑い」になるくらい暑い。

アップで3㎞くらい走っただけで汗だく。

早朝に降った雨の影響で湿度も高かった。

 

今回のコースをざっくりいうと

登り→下り→登り→折り返し→下り→登り→下り

という感じ。

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登るか下るかしかなく平坦は全くと言っていいほどない。

つまりヘビーなコースということだ。

木曽の山間にあるコースなんだから、そらそうだ。

 

9時6分スタート。

1㎞を過ぎたあたりで「ツイッター見ました」とお声がけをいただいた。

前回と違って、ちゃんと走ることに関するツイートの話題だった。

(ちなみに前回は玉ねぎツイートで声をかけられた)

「ついていきます」と言ってくれたけど、全然引っ張れなくてゴメンね~・・・。

 

レース中に関するトピックはそんなもんで、あとはただただ耐えるだけのレースだった。

登りはきつさに耐える。

下りは右足の違和感に耐える。

終始暑さと湿度に耐える。

折り返し地点であまり離れていなかったN澤さんが追ってくるんじゃないかというプレッシャーに耐える。

クマが出てきたらどうしようという恐怖に耐える。

そんな感じ。

 

10㎞全体では5位、部門別では4位でゴール。

見事2連覇ならず。

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用事があったためダウンもせずに会場をあとにした。

自分のぶんの白菜とS谷さんに頂いた白菜を両手に持って。

いや、めちゃめちゃ立派な大きくて重い白菜をもらえたことはありがたいし、S谷さんからもらえたこともありがたいんだよ?

でも、それを両手に持って歩くのがしんどかった・・・。

もはや筋トレ。

 

帰り道にあった酒屋によって木曽路を購入。

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冷やして飲めばおいしそうなパッケージ。

 

 

さて、その日の夜。

白菜を大量消費しようと思い、夕飯は白菜祭り。

白菜漬け。

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白菜炒め。

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白菜焼き。

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どの料理にも共通するポイントが、白菜をしっかりと水抜きすること。

それをしないと、白菜の水分で味がぼやけてしまう。

 

一番人気だったのが白菜焼き。

白菜に塩をまぶして水抜きし、小麦粉と片栗粉と卵をまぜて焼いただけ。

粉物を少なめにしたからか、白菜のシャキシャキ感が表に出ててめちゃめちゃうまかった。

キャベツのザクザク感があるお好み焼きよりうまいかも。

シャキシャキ感 won ザクザク感。

 

※ビールが進んじゃって結局日本酒は飲めず・・・。