みつろー’s runnikki

ランニングについて書いています。座右の銘は「無理をしない」。

勝田マラソン2023~茨城に出向いた真の目的~

そんなわけで1月末に茨城県で行われた勝田マラソンに出走してきたわけで。

実は、茨城に上陸するのははじめてだった。

岡谷を出発して和田峠を抜けて佐久に出て、そこから高速に乗って群馬、栃木を通過して茨城県へ。

結構遠かった。

せっかく遠くまで行くのだからクラフトビールを買いたい。

hitachino.cc

全国のクラフトビールに詳しい知り合いに「茨城のクラフトビールといえば?」と聞いていちばん最初に教えてくれたのがコレ、常陸野ネストビール。

諏訪の麗人酒造も酒蔵でありながらクラフトビールを作っている。

reijin.biz

 

レース後は花山椒さんと昼メシを食べに行く予定だったが、意外と時間がないことに気付き断念。

(花山椒さんは後泊もしたため時間はあったけど、僕が夜までに帰らなければならなかった。)

昼メシを食べるほどの時間はなくとも、木内酒造は幸いインターチェンジから遠くない、そこに寄るくらいの時間はありそう。

ということで、花山椒さんをホテルまで送り届けたあと(後泊、マジで裏山だった…)に木内酒造へGO。

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思った以上にスタイルが多くて驚いた。

ビールだけじゃなくて日本酒ももっとじっくり見たかったがそこまでの余裕はなく、気になったスタイルのビールを買い店外へ。

何かしらの選挙に出ている誰かしらの選挙カーが前を通り何かしらを言われながら手を振られたが、「いや~僕にアピールしても、票を入れてあげられないよ?」と思いながらガン無視しちゃいました。(スンマセン。)

ここのビールを飲んだのはその翌日。

情報を教えてくれた知り合いによるとホワイトエールがいちばんのオススメらしいが、まず最初に飲んだのはペールエール

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なんせペールエール大好きなもんで。

ホップの香りや苦みが効いていて、スッキリしすぎていないところがうまかった。(ド○イみたいなスッキリした飲みごたえのビールは物足りない。)

ペールエール以外はもったいなくてまだ飲めていないけど、居酒屋開業に向けてちゃんと味わって飲んでおきたい。

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さて、無事クラフトビールも買えて一路岡谷へ向けて出発。

帰りにチャレンジしようとレース前から決めていたチャレンジ企画が。

そう、それは「ソフトクリームチャレンジ」。

ソフトクリームが売っていそうなサービスエリア、パーキングエリアに寄って何個食べられるか、というそれだけの企画。

 

1つ目、笠間サービスエリアにて栗ソフト。

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うまい。

 

2つ目、太田強戸パーキングエリアにて牛乳ソフト。

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うまい。

 

3つ目、横川サービスエリアにてチョコソフト。

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うまい。

 

4つ目、佐久平パーキングエリアにてバニラソフト。

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うん、まぁ、うまい。

 

この後すぐに高速道路を降りなければならなかったためチャレンジは強制終了。

ぶっちゃけ、まだまだ全然食べられた。

 

さて、そんなこんなで茨城遠征は無事終了。

今後は駅伝やトラックレースに向けて短い距離のためのトレーニングをするのか、長野マラソンに向けてフルのためのトレーニングを継続するのか。

どぼうぶしびよぼ。

 

※娘が「ぶるんぶるんぶるん はるちるがるとるぶるん」と全力で歌っていて面白かった。

勝田マラソン2023〜レース〜

長距離ランナーであれば、身長が160cmなら体重は50kg前後が「らしい」体型なのだと思うが、僕は57kg台でレースを迎えることが多い。

57kgのときで体脂肪率一桁だから脂肪が多いというわけではない、骨太で筋肉質なだけだ。

そんな体型のせいか「走り方がパワフルだよね」とよく言われる。

パワフルに走ってるつもりはないんだけどなぁ…。

ただ、そんなクッパ型ランナーだからこそ「フルでは反発が強すぎて…」と避けられがちなメタスピードスカイ+が逆に合うと思い、スカイとスカイ+で悩んだ結果スカイ+を選んだ。

ちなみに勝田当日、松本マラソンが終わってから暴飲暴食をする日が増え、正月に増えた体重がなかなか減らず、体重が松本マラソンの時より1kgくらい重かった。

 

レースのテーマは松本マラソンの時と同じく「32kmまでは眠ったように走る」。

長野マラソンの時は途中で集団から飛び出してしまい、それが30km過ぎのペースダウンの原因になった。

松本マラソンの時は終始自分のペースで走れたからか32kmまで我慢でき、それ以降のペースアップにつながった。

そんな経験から今回も「32kmまでは眠ったように走る」をテーマに選んだ。

 

さて、長野マラソン2022とラップが似通っていたので、それと比較しながらレースを見ていきたい。

とはいってもコースが違うしもちろんアップダウンの場所も違うから、ざっくりした比較にとどめたい。

 

スタート〜8km】←勝田 長野→

スタート整列時間が決まっていなかったため、スタート前にのんびり過ごしてトイレに行っていたら意外と時間が過ぎてしまい若干焦ったけど、無事スタート地点に整列。

号砲がなりスタート。

その直後、少し前を走っていたランナーが転倒。

巻き込まれそうになったけどなんとか回避。

「あの人大丈夫かや?」なんて思いながらしばらく走っていたら横から「足引っかけられました」という会話が聞こえてきた。

無事仲間のところへ戻れたみたいでよかった。

ちなみに、そのランナーのその後はわらかない。

 

【8km〜16km】←勝田 長野→

ちょうどいいペースで走ってるランナーが早い段階で見つかり、3'40-45/kmでレースが進む。

ラップタイムにある通りホントに一定ペースでめちゃめちゃ走りやすかった。

その後、9km地点くらいで後ろから大きな足音が。

弱虫ペダルでのインターハイ3日目かってくらいの大集団が迫ってきていて、スッと吸収された。

「え?最初っからここにいましたけど??」的な空気を出しつつ3列目くらいを走る。

その集団から飛び出すランナーもいたけど「32kmまでは寝てなきゃいかん」と思い集団の中で淡々と。

13km付近から始まる、おそらくこのコース最大の下り→登りも力まず淡々と。

そこも含め、所々ある登りで集団から少し離されるが、平坦になったところでのんびり追いつく、そんな繰り返し。

 

【16km〜24km】←勝田 長野→

スタートしてからずっとはるやまさん御一行が20秒くらい前を走っていたが、ここでもそんな展開が続く。

レース後、応援ナビでレースを追ってくれていたオグオグさんから「はるやまさんとずっとバチバチでしたね」というLINEがあった。

そのくらい終始近いところを走っていた。

これ、定点カメラとかで観察できてたらけっこう楽しめたんじゃないかと思う。

そういえば、僕がいた集団の間にずっと審判車がいたんだけど、これって前の集団に女子の先頭がいたから?

 

そして、この区間長野マラソンにおいてのいちばん問題な区間

長野マラソンは20km過ぎに五輪大橋があるのだが、その手前あたりから若干ペースが落ち集団がギュッと固まった。

そこで横を走るランナーと何度も接触して我慢しきれずに飛び出してしまったのだ。

そこから6kmの無理のツケがくるのだが、それはこれ以降のお話。

 

【24km〜32km】←勝田 長野→

勝田において問題の区間はココ。

長野マラソンと同じ轍は踏まないように」と集団最後方を走っていたのだが、コーナーや審判車の影響でなぜか集団最前列に。

それが27km過ぎあたり。

28km地点のラップを見て「このペースでこの身体の感じならいけんじゃね?」と、集団から抜け出しちゃった。

あとから振り返れば極端にラップが落ちたわけではなく、数秒落ちたとはいえ誤差の範囲内。

たぶん、20km過ぎから3'45-50/kmのラップが増えたことにより「ペース落ちたなぁ」と勘違いしてしまったんだと思う。

飛び出した直後に追いついたはるやまさんにご挨拶しようかと悩んだけど「気付かれなかったらただの痛い奴じゃん」と思い無言で前に出て、そのあたりにあった陸橋を登って下り29km地点通過。

その間のラップ3'37/km。

「…やべ、はや。」

と思ってもあとの祭り。

少しペースを落としたら数人に抜かれる。

集団がばらけるキッカケを作っただけで、自分はそこで一気に苦しくなった。

なんとかリズムを立て直そうと「ピュッ」と抜いていくランナーではなく「ジワッ」と抜いていくランナーの背後につく。

離されそうになりながらもなんとかついてリズムを立て直す。

そこから先は我慢しかなかった。

 

あ、そういえば。

長野マラソンは30kmからペースが落ち始め、それ以降は歯止めがかかりませんでしたとさ。

 

【32km〜40km】←勝田 長野→

三段坂?三連坂?も我慢で乗り切り、37km過ぎからの長いストレートで確認できるアップダウンに「マジか…」と思い。

それでも、2週間前のキツかった32km(4'00/kmでもすげーキツかった)を思い出して「あんときもこんくらいキツかったけど最後までついて走れた」と過去の栄光っぽいものにすがり、なんとか40kmまでは耐えられた。

 

【40km〜ゴール】←勝田 長野→

そこから先は「チーン」ですよ。

落ちていくペースになす術なし。

後ろからくるランナーの足音に怯えながらなんとかゴール。

 

正式なタイムは2:39'00。

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その1秒が削り出せなかった。

一応自己ベストだけど、う〜んな結果。

勝田の6日後にあった土曜練習会でレジェンドに「なんであの練習ができててこのタイムでしか走れないの?」と言われたけど、いや〜そうなんすよ。

レジェンドの言葉がグサッとささった、というか、あいていた穴にピンポイントでグサッとやられた気分。

 

まぁまぁそんなわけで茨城まで遠征した本当の目的の「ついで」(?)のイベントは無事終了。

 

※本当の目的はレース後に待ち構えていた。

 

勝田マラソン2023〜レース前まで〜

 

1月29日に行われた「勝田全国マラソン」に出走してきた。

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レース名に「全国」というフレーズが入るあたり、何かしらの何かしらを感じるけどまぁそれはそれとして。

今回はレース前までについて。

 

11月の松本マラソン以降はこのレースを目標に走ってきたわけだけど、レースやロングを振り返ってみると

 

11.23 イクラン10km35'43

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無事2連覇。

2位だったランナーに「一緒に写真撮っていいっすよ」となぜか上から目線で声かけられた…。

写真は松本山雅のガチャさん。

 

11.27 33km2:11'41

実家の近くで5.5km /周×6周。

 

12.4 松本クロカン8km30'04&4km14'22

17kmジョグしてからのレース2本。

 

12.11 32km2:10'10

二日酔い&小雪舞うなかヘビーな諏訪湖2周。

 

12.18 富士マラフェスhalf1:16'50

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富士スピードウェイに向かう途中、高速で純一さんに抜かれた。

しばらく僕の前を走ってたから「あ、道案内してくれるんだ」って思ってたらビューンて行っちゃった。

 

12.20 24km1:35'24

これなんでやったんだっけ?おそらくダイエット目的。

 

12.26 40km2:42'32

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走る前に口にしたのが大福1個とコーヒー1杯。

垂れずに最後まできっちり走れた。

走り終わった後の炭酸は格別。

 

12.31 32km2:59'48

自己最長走行時間。

赤岳山荘から赤岳山頂までの時間以上に走った。

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1.8 40km2:41'31

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走る前に口にしたのが大福1個とコーヒー1杯。

垂れずに最後まできっちり走れた。

走り終わった後の炭酸は格別。

 

1.15 32km2:06'03

長野県のトップランナー様方と。

 

これら以外では、ポイント練習は諏訪湖1周ときどきインターバル、走行距離を増やす(12月616km、1月629km)、など。

40km走を2回とも単独で走ったり、純一さんたちと一緒に走らせてもらったり、自力と他力をいい感じに織り交ぜながら走れた。

そんな感じで勝田10日くらい前までは順調にきていたんだけど、前週金曜日に右足シンスプリントを痛めてしまった。

その前から「怪しいな…」という兆候はあったんだけど、「土曜日はスキー場行くし、日曜日は子ども食堂あるし、ポイント練習やるなら金曜日しかないよな」と思い、水曜日のポイント練習(16km58'29)の疲労がある中無理をしたのがよくなかったのか、それがトリガーとなって土曜日以降はジョグをしてても痛いという状態。

出走するか悩みながら(ウソ、出走しない選択肢はない)それ以降は過ごした。

顔が歪むほどの圧で指圧したり、「スピードを上げた時はそんなに痛くないから大丈夫」と自己暗示にかけたり。

調整をして疲労が抜けてきてたり状態が上がってきてたりするんだろうけど、頭のおかげで調子の良し悪しがわからない、そんな感じで本番を迎えた。

 

レーニングについてはそんな感じ。

 

レーニング以外では、いつもの儀式=カーボローディング。

火〜木は炭水化物ほぼ抜き、金土は炭水化物多め(だからといって摂りすぎないことが重要)。

松本マラソンのときは炭水化物不足で金曜日は体調が悪く、昼の米を食べたら急激に回復した。

でも今回は体調が悪くなることもなく、逆に不安を感じた。

もちろん、「レース前はいつも通りに過ごすことが大事」とどこかの誰かから聞いたことがあるような気がしたので、前日夜は1本だけプシュッ。

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安定の黒ラベル

有馬記念の記念缶。

 

また、花山椒さんは運命の人なんじゃないか、とリアルガチに感じる出来事も。

勝田数日前のラインでのやり取り。

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同じレースに出ては同じような位置を走り、駅伝を走っては同じ区間を走り、ここ1年ほどの花山椒さんとの被り具合には運命すら感じる。

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もちろん会場まで一緒に行った。

唯一違ったのは、花山椒さんは後泊までしていたこと。

その日のうちに長野まで帰らなきゃいけなかった僕にとってはめちゃめちゃ裏山だった…。

 

迎えた当日。

会場で以前勤めてた会社の元同僚の原くんと、僕がその会社を辞めたとき以来久しぶりに会った。

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レース前まではそんな感じ。

 

レース編はまた今度。

 

※あ、違う違う、そうじゃない、原くんとは数年前に木曽のこだまの森で会ってるわ。

 

松本マラソン2022

11月13日、松本マラソンに出走してきた。

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この秋のいちばんの目標は他のレースであり、また怪我もあったため、長期計画を立てて松本マラソンに臨んだわけではなかった。

いちばんの目標のレースに出れないことが9月に確定し、そこから1ヶ月は諏訪湖ラソンに向けて、その後の1ヶ月は松本マラソンに向けて、といった感じ。

 

20km以上のポイント練習とレースは9月以降に合わせて9本。

その中で30km以上は4本。

準備期間が短かったとはいえ少しは対策できた。

 

そんな感じで迎えた松本マラソン当日。

松本マラソンはコースがエグい。

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14〜21kmくらいの登り下りはそれほど気にならなさそうだったけど、33km以降スカイパークに入ってからの細かなアップダウンやコーナーの連続の方が心配だった。

それに加えて風。

南に向かうコースでの南風。

タイムを狙えるようなコースじゃない上に、タイムを狙えるようなコンディションでもなくなった。

そうはいっても、今回のプラン「30kmまで3'50/km、それ以降は3'40/km」は変えずにレースに臨んだ。

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プランを変えなかったのは、強面ランナーUさんと事前に「30㎞までは3’50/㎞でいくんでよかったら一緒にいきましょう」と話していたことも理由の1つ。

 

8:15、レーススタート。

松本城までの4kmほどは緩やかな下りのため、ペースが上がり過ぎないようにアップだと思ってリラックスして走る。

松本城では甲冑を着た武士たちが応援してくれていた。

松本城を過ぎ中町通で5km。

5km通過は18'45。

下りのためペースが少し速いが許容範囲。

「30kmまでは眠ったように走る」のが目標だけど、ここまでは眠るための準備をした感じ。

 

そこから松本市美術館あがたの森公園を抜けて、薄川沿いを登って折り返して相澤病院近くまで下る。

下って行く途中で10km通過、38'03。

5kmラップは19'17。

登りが多めだったためペースは落ちたけど許容範囲。

このあたりはノンレム睡眠だった。

 

薄川に別れを告げてからは赤木山に向けて登りエリア。

と言っても最初は勾配がキツくない。

しかし、田川沿いに出ると強い風を感じるようになった。

それまでも風はあったけど、一気に強くなった感じ。

松本城あたりで追いついてきた岡谷のレジェンドランナーの後ろにつかせてもらい楽をしようと試みる。

田川と別れを告げて登りが少しキツくなるところで15km通過、57'18。

5kmラップは19'15。

風のおかげで叩き起こされそうになった。

 

登りと風の影響でペースが落ち、ちょっと楽すぎるなぁと感じたため前に出ることに。

前に出た瞬間にさらに強い風を感じ、引っ張ってくれていたレジェンドランナーのありがたみを実感。

そして、牛伏川を越えるとき、思わず笑っちゃった。

だって風がちょーつえー。

一緒に走っていた強面ランナーや見知らぬランナーにもその笑い声が聞こえたようで「これやべーっすね」「僕の身長で風よけになってますかね」なんて話した。

登りは思っていたほど大したことはなかったけど、風が…。

「タッチか!」「浅倉南か!」ってくらいの強い南風。

全然進まん。

ここで「30kmまで3'50/km」は完全に諦めた。

このコースの最高標高である20km付近まではほぼ登りで、20km通過が1:17'42。

5kmラップは20'24。

3'50/kmを諦めたため、30km以降に備えて再び眠りについたのがこの区間

また、19km手前あたりで弟子1号の声援があったのはありがたかった。

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中間点過ぎに待ち構えるのは急な下り。

勾配はおそらくこのコース最大。

足に負担をかけないように、重力に逆らわないように走る。

個人的にはいちばん難しい区間だった。

そこを下り終えたあたりで強面ランナーの知り合いの方が沿道におり、「17だよ17!」と言っていた。

強面ランナーと「17ってなんすかね?」なんて話をした。

そこからは高速沿いの道を行ったり来たり、追い風だったり向かい風だったり。

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折り返しのタイミングですれ違うランナーを数えたところ12人いた。

そこで「17」の意味がなんとなくわかった。

その途中で25km通過、1:36'43。

5kmラップは19'01。

ちゃんと寝れた区間

 

そこから30kmまでは国道の上を越える橋以外は基本平坦。

29km付近にあった給水所でバナナをゲット。

そういえば、いくつかの給水所にあったスティックおやき。

走りながら食べられそうな気がしなかったで取らなかったけど、めちゃめちゃ食べたかった。

どっかで売ってないんかや?

30km通過が1:55'55。

5kmラップは19'12。

まだまだ睡眠中。

 

30kmからペースを上げる予定だったけど、ここで上げたら最後まで持ちそうになかったため32kmまで二度寝

32km付近で500mくらい続く急な登り坂で切り替えた。

6人の集団をずっと引っ張っていたから後ろのランナーの余力がどの程度かわからなかったけど、「ついてこられてもまぁいいや」と思いながら。

誰もついてくる気配がなく、その後は「追い上げられてるんじゃないか」というプレッシャーと戦いながらの単独走。

前とは結構差があったけど、何人か垂れてくるランナーがいたためそれを目標に。

スカイパークに入り35km通過、2:14'59。

5kmラップは19'03。

 

スカイパーク内はマリオカートのようなコース。

細かな起伏と連続するコーナー。

北に向かう区間で追い風なのは幸いだったけど、体力の消耗は激しかった。

40kmまでは3'40前後のラップでなんとか走る。

40km通過は2:33'16。

5kmラップは18'17。

 

それ以降は再び南に向かうため強烈な向かい風。

足も残っておらず、ペースダウンが顕著。

それでもなんとかゴール。

タイムは2:43'55。

40km以降は4'05/kmまでペースが落ちていた。

 

ゴール後はフィニッシャータオルやおにぎりやメダルやシャーベットをもらった。

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その途中でインタビューを受けていた那須川天心似の底辺ランチューバー(っぽい見た目のめちゃめちゃ速い大学生)に遭遇し、一緒に更衣室へ。

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この翌週に県縦断駅伝が控えている中、「ロング走のつもりで走りました」と言っていた。

ロング走で4位入賞しちゃうとは恐れ入る。

更衣室で談笑していたら、Twitterで勝手に色々勉強させてもらっている有馬さんを発見。

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気さくに話してくれて優しい方だった。

てか、身長差よ…。

 

19km付近で応援してくれていた弟子1号から応援ナビのラップタイムが送られてきて、総合11位だと知る。

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またもやあと1つ…。

今年は「5の倍数+1」という順位や「あと1つで入賞」という順位が多く、また今回もか…。

(と思っていたら、ゴールの数時間後に純一さんからLINEが来て、「6位入賞してるね」というメッセージとともに年代別の結果が送られてきた。ギリギリ入賞。)

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そんな感じで終わった松本マラソン

今回とてもありがたかったのは、オグオグさんのパートナーに送迎してもらえたこと。

スタート前も楽だったしゴール後も楽だったし、ホントに楽をさせてもらえた。

婚約祝いとともに何かしらお礼をせねば。

あざしたm(_ _)m

 

さて、今後は1月末の勝田マラソンが大きな目標。

アップダウンはあまりなさそうだし、標高は低いし、オグオグさんがベスト出したコースだし、それにあやかって僕もベストを出したい。

 

※レース翌日。

筋肉痛は酷くなく普通にジョグができた。

一番でかいダメージは土踏まずにできた水ぶくれだった。

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松本まで、あと少し

3度目のフルマラソンとなる松本マラソン

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それに向けてというわけじゃないけど、9月中旬から長い距離を走るための練習に切り替え、その成果を見るためのレース。

中間点までのアップダウンをどれだけ余力を持って走れるか。

そのあともこまかなアップダウン。

フルマラソンの経験はあまりないから何とも言えんけど、これけっこう難易度が高いんじゃね??

 

何はともあれまずは42kmを走れるようにしなければと思い、9月後半からは20km以上を走ることを増やした。

 

9/23 30km走withダブルオグ

チームオグが結成された。

 

9/25 駒ヶ根ハーフマラソン

Sさんの後ろはとても走りやすかった。

 

10/1 20km走with純一さん

半分だけご一緒させてもらい、貴重なアドバイスも。

 

10/7 33km走withsatokunさん

雨で寒かった。

 

10/9 1km*3

御柱小宮祭があったため短時間でサクッと。思い返すとスピード練習はこれしかしてない。

 

10/16 大町アルプスマラソン

暑かった。

 

10/23 諏訪湖ラソン

Sさんの後ろはとても走りやすかった。

 

10/29 32km走with中澤さん

足は大丈夫ですか…。

 

10/30 40km走withたくさんのランナー

伊那方面や松本方面からもお越しいただいた。

 

11/6 24km走

塩嶺王城パークラインハーフマラソン、前日に中止発表…。

 

これら以外でもポイント練習で16km走ったりジョグで20km走ったり。

 

10/30の40㎞走は、純一さんからのアドバイスがあって走ったわけだけど、これはやってみてよかった。

自分の弱点というか、当日気を付けなければいけないことが2つ見つかったからだ。

 

1つ目は、35㎞以降のエネルギー枯渇問題。

前日の32㎞の影響か、当日走る前に摂取したものがウイダー1つだった影響か、35㎞を超えたあたりでエネルギーが枯渇した。(そんな気がした)

まぁそらそうだよねって話だけど、レース前の食事、レース中の補給食、ともに考えねば。

あとは、久しぶりにカーボローディングをやる。

 

2つ目は、35㎞過ぎくらいできたハムの攣り感。

これは今まで経験したフルマラソン(長野マラソン、トライアルマラソンin松本スカイパーク、俺たちの諏訪湖フルマラソン)で毎回なんだけど、ハムが攣りそうになって、攣らないギリギリのペースまで落とさざるを得なくなった。

レース中に対策を模索しなきゃいけないけど、「とりあえず松本マラソンでは30㎞までは眠ったように走ること」と「塩分をこまめに摂ること」をしようと思う。

 

そんなわけで、松本まであと少し。

「あんなコース走りたくねーなー」と思いながら過ごそうと思う。

 

※3’50/kmくらいで走るんで、そのくらいで走る予定の方いらっしゃったらペース作ります。

ウソ、作ってください。

ウソ、交代で作りましょう。

諏訪湖マラソン2022

10月23日、3年ぶりに開催された諏訪湖ラソンに出走してきた。

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9月に5000mのレースを何本か走ったことがいい刺激になったのか、ここ1ヶ月で春先の状態に近いところまで急に戻ってきた感じ。

1週間前に調整なしで臨んだ大町アルプスマラソンは、調整して臨んだ昨年とほぼ同じタイムで走れた。

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その結果から「これ、もしかしたらもしかするんじゃね?(ベスト出るんじゃね?)」という期待感が生まれ、目標は「1時間13分台」ということで臨んだ諏訪湖ラソン

 

会場に7時ごろ到着し、仲間の荷物を置いておくためのシートを広げ、みんなに「場所ここだよー」と連絡して、

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受付をして手首に巻くやつをもらって、

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シートに戻ってゼッケンをつける。

・・・まーひー。

準備終わっちゃった。

ハーフマラソン初出走のにゃんさんに「次は何すればいいのー?」と聞かれたけど答えられないよねー、だってやることないんだもん。

 

しょうがないから会場をブラブラ歩くことに。

したらしのびーさんに遭遇。

しのびーさん「もしかしてにゃんさん!?」

にゃんさん「しのびーさんですよね!?めちゃめちゃ会いたかったんです!」

しのびーさん「にゃんさんて実在するんですね!」

なんてお二人で会話が盛り上がってました。

僕はというと、空気のような扱いを受けました。(個人の感想です。お互い会いたい人に突然遭遇して熱量が一気に上がった、というのが実際のところ。)

二人のツーショットを撮りましたが、「僕ともお願いします!」って言えませんでした。

有名なお二人のツーショットには後光がさしていました。

そのあと、しのびーさんに次のようなありがたい金言をいただきました。

「にゃんさんファンにさされないようにね!」

この金言のおかげで、レース中も後ろからの足音におびえてました。

(ウソです金言忘れてました)

 

そんな放置プレイを受けてからシートに戻ると、何人か到着していた。

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プロ(テレビカメラマン)の方が撮ってくれた1枚。

 

その後、テーピングをしたりアップをしたりレッドブルを飲んだりしていたら、スタートブロック整列開始時刻になった。

トイレを済ませてからスタートブロックに向かおうとしたら、トイレがめちゃめちゃ並んでる。

時間がかかりそうだったからトイレは我慢することに。

最悪、走りながら・・・。

 

スタートブロックにはまだあまり人がいなかったため、まさかの最前列に並んでしまった。

「暑くなりそうっすねー」なんて話していたら、沿道に「あの方」のお姿が・・・。

「おーい」を手を振ったらスマホを向けられたので、周りにいる人たちで「あのポーズ」で写真をパチリ。

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「・・・いやいや、このポーズで本人にとってもらうのおかしくね?」

ってことで、本人にも入ってもらって撮り直し。

ハイ、チーズ。

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あい~ん。

最高の一枚。

去年のイクランでご尊顔を拝した際、「頑張れ殿~!」とお声をかけさせていただいたところ、「いつも走ってるよね?」というお言葉を頂戴し、すげー驚いた。

僕のような下々の者のことまで知っていてくださるとは身に余る光栄。

 

さて、そんなわけで。

10時レーススタート。

 

号砲とともに一人飛び出すランナーが。

いわずもがな、ちょっぱやランナー。

「ハーフだってことわかってんのかなぁって思いました」とレース後に話すほどのぶっ飛び具合。

「2分50で入ったら誰もついてこなくてさぁ」なんて言ってたけど、誰もついて「こない」んじゃないんです、ついて「いけない」んだと思います。

 

人のことを気にしながらも、自分自身も「これたぶん速いよな」と思いながら花山椒さんについて走る。

花山椒さんの後ろを走るのは安曇野ハーフに続き2回目。

1㎞通過で時計を見たら3’18。

僕にとってはハーフを走るときの入りじゃない、スタートくらいはもっとのんびり走りたい。

でも、今回は花山椒さんの走りを勉強しようという目的もあったため、頑張ってついてった。

1~2㎞は3’30と落ち着き、ちょうど設定タイムだったのでそのままついていくことに。

途中でシューズアドバイザーの藤原さんがおり、「YouTubeでよく見るフォームだ」と思いながら抜かれる。

 

その後は3’30ちょいのペースで淡々とレースが進む。

6㎞過ぎで少しペースが落ちたときに引っ張ろうと前に出た。

けど、ペースが上がらなかったのか余計落ちたのか、すぐ花山椒さんが前に出たので、引っ張るのはあきらめて大人しく後ろを走ることにした。

8㎞過ぎの萬馬軒(ここの餃子がくそ美味い)のあたりで後ろから来た集団に飲み込まれる。(さされなくてよかった)

その集団にいたランナーが引っ張る展開に。

「このランナーの後ろ姿、見たことあるなぁ」と既視感を感じていた。

すぐには思い出せなかったけど、しばらくして「あ、駒ケ根のときにすげーいいペースで引っ張ってくれた人だ!」と気付く。

「今回もあざす」と思いながら集団の後方を走る。

10㎞付近の下諏訪艇庫にある給水のタイミングで集団がばらける中、僕は駒ヶ根で引っ張ってくれたランナー(Sさん)の後ろにつくことを選択。

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そのあたりから向かい風を感じたが、「水門まで行けば追い風になるからそこまでの我慢」と思いながら走る。

岡谷市に入ると、近所の方や同じ町内の方が何人かおり声援を送ってくれた。

(目立つようにそこだけSさんの横に出て走ったのは内緒)

 

水門を渡り、「よし、ここから追い風だ」と思ったのもつかの間。

「・・・向かい風じゃねーか。」

風が巻いてるのかなんなのか、どこまで行っても向かい風。

諏訪湖あるある。

 

向かい風に加え入りの1㎞が速かった影響か、両足の付け根のあたりがつまる感覚が出てきた。

ハムやお尻を使うように少し走り方を変えたり「足は置くだけ」と意識したりしながら走ったら少しはよくなったものの、それでもつまる感覚はなくならず。

ゴールまでなんとかもたせようとその後も試行錯誤しながら走る。

その辺りからきつくなり始め、何度か離されそうになるけど必死に食らいつく。

16㎞過ぎくらいで少しペースが落ちたため「今度は引っ張ろう」と前に出るが、ペースが上がらかったのかまたSさんが前へ。

引っ張ることはあきらめておとなしく後ろを走らせてもらうことに。

ペースメイクには少し自信があったけど、同じレース中に2回も「前に出たのにすぐ抜かれる」を経験して自信喪失。

「前に出て集団を引っ張ることに対する恐怖症」に感染した。

 

17㎞を過ぎてガラスの里の交差点を左折。

「今度こそ追い風だろう」と期待したら、

「・・・向かい風じゃねーか。」

マジでなんだだ、この風。

左折のタイミングでSさんがペースアップ。

反応できずに離される。

ついていかなきゃ苦しくなるのはわかっていたけどついていけない。

なんとかペースを維持しようと、垂れてくるランナーを目標に走る。

そんな感じでしばらく走っていると、再びSさんの背中が近づいてきて、三度追いつく。

 

諏訪湖ラソンで個人的にいちばんきついポイントが19㎞過ぎ。

距離調整のために、一度右折してすわっこランド横の道路を200mほど走って折り返して戻ってくる個所があるのだが、そこが精神的にキツイ。

ただ、前後を走る知り合いランナーと声掛けもできるため気分転換になるポイントでもある。

自分が折り返す前、折り返した後、どちらも知り合いランナーにすれ違ったため声をかけて気分転換。

 

諏訪湖の周回コースに戻る手前あたりでペースアップ。

すげーきつかったけど、あとは前のランナーを追いかけるだけ。

ヨットハーバーに入る手前の上川にかかる橋の下りを利用してペースアップ。

のつもりだったけど、スプリント力があるわけじゃないしラストの切り替えの練習とか全然してないから、実際のところはペース維持。

そんな感じでゴール。

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テレビカメラがあったからピースしてみた。

 

タイムは1:15’09。

順位は総合23位、年代別8位。

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目標には届かなかったけど、コンディションなど考えればこんなもんか。

 

ゴール後はSさんに「駒ヶ根に引き続きありがとうございました」とお礼を言い、ボランティアの方から飲み物や完走賞をもらう。

 

翌日に知ったことだけど、どうやら生徒がゴール地点でボランティアをしていたようで「先生走ってましたね」と言われた。

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ボランティアをやってくれたお礼にカントリーマァムあげた。

 

ゴール後は全諏訪駅伝チームの皆さんがいたので、そこに混じって談笑。

給水のときにランパンが濡れたおかげでお〇らししたみたいになっていた。

それに気付いたキャプテンに「今日は〇ンポジ決まりましたか?」と言われたから「決まりすぎてもらしちゃいました」とお伝えした。

 

そして、休む間もなくにゃんさんの応援へ。

ダウンがてら残り1㎞地点まで移動。

途中でしのびーさんや女子大生ランナーもいたため声をかける。

1時間30分を超えてくるとランナーの数も増えるため、知り合いを探すのも難儀。

残り1㎞地点に着き、しばらく待って無事発見。

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スタートして1時間40分が過ぎたくらい。

「え、これもう50分切りとか全然確定じゃん」と思いつつ、安心させないように声をかける。

んで無事ゴール。

ゴール後にしのびーさんと再びお会いしたためゴール後の記念撮影。

えー、もちろんワタクシはカメラマン。

有名人どうしのツーショットとか相変わらず後光がさしてた。

もはや誰かがバックライトを当ててるんじゃないかと思いたくなる。

(念のため言っておきますが、お二人ともマジでめちゃめちゃいい人です。だからこそネタとして使いたくなっちゃうんです。)

 

そんな感じで諏訪湖ラソンが終わり、この日のメインイベントが始まる。

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明るいうちから飲むっていう背徳感がたまらん。

 

さて、目標のひとつだった諏訪湖ラソンが終わり、次の目標は1月の勝田マラソン

そのために11月は足作り。

10/29→ロング(32㎞)

10/30→ロング(40㎞)

11/6→塩嶺王城パークラインハーフマラソン

11/13→松本マラソン(フル)

11/23→イクラン(10㎞)

12/4→松本クロスカントリー大会(4㎞&8㎞)

12/18→富士マラソンフェスタ(ハーフ)

座右の銘「無理しすぎない」を心に強く持って過ごそうと思う。

 

また、自分以外のランナーのサポートも大事なミッション。

みなさんがんばっとくれ。

 

※今後もさされないように気をつけます。

登山2022其の五〜赤岳〜

9月27日(火)、八ヶ岳の一つである赤岳を登ってきた。

withオグオグさん。

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これは先日登った硫黄岳からの写真。

 

本当は26日(月)に行く予定だったけど諸事情により翌日にスライド。

「平日から平日へスライドとは、あんたら仕事は?」という声が聞こえてきそうだけど、人生の夏休みを謳歌しているオグオグさん(もうじき終わる)と午前中はマーヒーな僕なんです。

 

今回の登山で密かに楽しみにしていることがある。

それは、にゃんさんと焼岳に登ったときに遭遇したチャックせんちょに今回も遭遇できるか、ということ。

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もし会えたらいくつの山を制覇したか聞いてみたい。

 

朝、下界から見た八ヶ岳

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これ、山頂にいたらご来光がめちゃめちゃ綺麗なやつじゃんね。

 

今回のスタートは赤岳山荘。

5時半過ぎ駐車場着、5時50分登山開始。

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待ってろMt.RED。

 

行者小屋までは沢沿いを歩く。

八ヶ岳といえば苔。

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ここにも綺麗にビッシリと生えていた。

 

めちゃめちゃでかい岩がいくつか。

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身長174㎝くらいのオグオグさんと比較すれば岩の大きさが伝わるかな。

身長2mの人と比べたら、岩は小さく見えたんだろうか。

それにしても、引き締まった足のオグオグ△。

 

ぺちゃくちゃ話していたら(たしか駅伝チームや居酒屋について)いつの間にか行者小屋に到着。

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1時間くらいで着いた気分だけど、実際には2時間も歩いていた。

それにしても、赤岳の迫力がすごい。

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今からこれを登ると思うと身が引き締まる。

 

行者小屋まではダラダラとした登りだったけど、ここからは一気に標高を獲得する急な登り。

しかし、急だということはお構いなしにガンガン登りぺちゃくちゃ話す。

走ってることのメリットは日常生活では感じないけど、登山のときだけは「走って体力つけといてよかったな」とつくづく思う。
(まぁ、登山は「日常生活」じゃないから、結局日常生活ではメリット感じない。)

 

トークテーマは「これから待ち受ける明るい未来」。

山頂まではオグオグさんのターン。

もちろん内容は書きません。

胸の中にそっとしまって墓場まで持っていきます。

ウソです、たぶん3日後には忘れてます。(それはそれで失礼。)

 

さっきまでいた行者小屋があんなに小さく見える。

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気分はムスカ。(「人が・・・」。人見えねーけど。)

 

「ここからが危険な岩場」という手前まで登ってきた。

雲と雲にサンドされた富士山バーガー。

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阿弥陀岳の右奥には槍ヶ岳も見える。

「ツン」だったからたぶん槍ヶ岳

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さて、岩場にLet's try。

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これはヤバめのヤバ。

常に三点支持。

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振り返って富士山を眺めるオグオグ△。

 

それほど長くない岩場を無事通過し、ふと前を見ると赤岳頂上山荘が見えた。

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そして山頂。

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いぇい。

八ヶ岳最高峰。

360度の大パノラマ。

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登ってやったぜMt.RED。

山頂からの景色はヤバすぎを超えたヤバ。

 

少し広いところに場所を移して休憩。

信玄梅が体に染みる。

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阿弥陀岳までの稜線。

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あそこ歩いたら絶対気持ちいいだろうなぁ。

 

30分ほど休憩して下山開始。

まずは赤岳展望荘を目指す。

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その間、鎖が必要なところを下ったり東側から登ってくる雲が軽く雨を降らせたり。

 

登ってくる雲のスピードは本当に速く、あっという間に来た。

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この2枚は山の東側と西側を撮った動画の切り抜きだけど、こんなにも違うんだね。

何を眺めてるかわからんオグオグ△。

 

赤岳展望荘を過ぎ地蔵の頭に到着。

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途中にはイケメンなお地蔵さん。

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危険な箇所もなく、ちょっと「ウズウズ」しながら一歩一歩足を置く位置に注意しながら行者小屋まで下ってきた。

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山ガールなめんなよ。

練習報告がてらコーチにこの写真を送ったら、こんなコメントが返ってきた。

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んでこんなアドバイス

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走ること以外にも有益なアドバイスをくれる親切なコーチなんです。

今度試してみよ。

 

ちょっと「ウズウズ」しながら吹き出し看板でひとしきり遊んだあと、赤岳山荘を目指して下山再開。

 

しばらく歩いたあとにとうとう「ウズウズ」が我慢できず、「ねぇオグオグさん、ちょっと◯◯な話聞いてもらえない?」と切り出した。

(忘れちゃいけないのが、今回の登山のトークテーマ「これから待ち受ける明るい未来」。)

下りは僕のターン。

オグオグさん、話の内容は胸の中にしまって墓場まで持ってってください。

ウソ、もう忘れていいよ。

 

そんな感じで無事下山。

 

茅野市にある「12ヶ月」で腹ごしらえ。

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時期や時間帯によっては県外ナンバーの車で溢れかえる蕎麦屋さん。

蕎麦屋とは思えないほど提供方法がシャレオツ。

 

さて、今年に入って八ヶ岳に3回登った。

1回目、白駒池〜にゅう〜天狗岳

2回目、硫黄岳〜天狗岳

3回目、赤岳。

徐々に南下。

これより南にあるメインの山は阿弥陀岳権現岳編笠山くらい?

今年は難しいかもしんないけど、数年のうちには南の端に到達したい。

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※どこにいるんだチャックせんちょ。

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