上伊那春季記録会2022
5月22日(日)、今シーズン2本目のトラックレースとなる上伊那春季記録会(3000m)に出走してきた。
前回のトラックレース(4月9日)は、トラックの走り方がわからないやら速いペースに耐えられないやらで散々な結果(5000m17’20)。
今回はトラックでのポイント練習を数回行ったことにより、トラックで走る感覚を20年近くぶりになんとな~く思い出せた。
今回のテーマは
・ビビらずに入ること
・きつくても我慢すること
の2点。
どちらも「フルのたった14分の1だ」という心構えで乗り切ろうという魂胆。
さて、レーススタート。
今回の出走メンバーのうち、社会人は長野マラソンで僕より5分くらい速かったランナーが数名いたてちょうどいいレベルだったため、先頭集団について走ろうと思っていた。
が、「走れコータロー」が聞こえてきそうなほどスタートダッシュで出遅れた。
「どこまでいっても離される~」とはならないように先頭集団につこうと思っていたのだが、固まったランナーをさばくのに手間取り200m通過の時点で20mほどの差がついてしまっていた。
集団に追いつこうと試みたが全然差がつまらなかったため、差が開かないように走ることに気持ちを切り替える。
1000m通過が3’07。
ランニングを再開して3年半でのベストタイムで1000mを通過したことにより、「ビビらずに入る」というテーマの1つはクリア。
徐々にきつくなってきたが、「追いつけ追いこせひっこぬけ~」の精神で先頭集団からこぼれてくるランナーを目標にペース維持に努める。
2000m通過が6’24。ラップ3’17。
「トラックのきつさってこんな感じだったな~」とか考えながら乳酸とバトル。
「走れ~走れ~コータロー」の精神でここからはただただ我慢。
ラスト上げる余裕もなくゴール。
タイムは9’45。
途中で抜いた中学生に追い上げられていたことに気付かなかったが、なんとか抜かれずにすんだもよう。
また、中3のときの自分にやっと追いつけた。
終了後にコーチに結果報告。
今後の話をしているときに、
キツさを我慢するというより、キツくなったときにリズムと身体の使い方を維持することに意識を向けたほうがいいかも!
という言葉を頂戴した。
「きつさを我慢する」ということしか頭になかった僕にとってはまさに金言。
パワーで走る僕にとってリズムをとるということはハードルが高いが、それはトラックレースだけでなくロードレースにも生かされるはずなのでチャレンジしてみようと思う。
レース翌日に仙豆を食べたおかげで精神的疲労は回復。
実家が安曇野市(旧穂高町)にありながら一度も走ったことのないレースのためとても楽しみ。
出走のための唯一にして最大の課題は、その前日に行われるチビの運動会が順延にならずに土曜日に無事行われること。
※さすがに、チビの運動会を見に行かずにレースに、っていうのは…ね。