みつろー’s runnikki

ランニングについて書いています。座右の銘は「無理をしない」。

諏訪湖マラソン2022

10月23日、3年ぶりに開催された諏訪湖ラソンに出走してきた。

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9月に5000mのレースを何本か走ったことがいい刺激になったのか、ここ1ヶ月で春先の状態に近いところまで急に戻ってきた感じ。

1週間前に調整なしで臨んだ大町アルプスマラソンは、調整して臨んだ昨年とほぼ同じタイムで走れた。

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その結果から「これ、もしかしたらもしかするんじゃね?(ベスト出るんじゃね?)」という期待感が生まれ、目標は「1時間13分台」ということで臨んだ諏訪湖ラソン

 

会場に7時ごろ到着し、仲間の荷物を置いておくためのシートを広げ、みんなに「場所ここだよー」と連絡して、

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受付をして手首に巻くやつをもらって、

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シートに戻ってゼッケンをつける。

・・・まーひー。

準備終わっちゃった。

ハーフマラソン初出走のにゃんさんに「次は何すればいいのー?」と聞かれたけど答えられないよねー、だってやることないんだもん。

 

しょうがないから会場をブラブラ歩くことに。

したらしのびーさんに遭遇。

しのびーさん「もしかしてにゃんさん!?」

にゃんさん「しのびーさんですよね!?めちゃめちゃ会いたかったんです!」

しのびーさん「にゃんさんて実在するんですね!」

なんてお二人で会話が盛り上がってました。

僕はというと、空気のような扱いを受けました。(個人の感想です。お互い会いたい人に突然遭遇して熱量が一気に上がった、というのが実際のところ。)

二人のツーショットを撮りましたが、「僕ともお願いします!」って言えませんでした。

有名なお二人のツーショットには後光がさしていました。

そのあと、しのびーさんに次のようなありがたい金言をいただきました。

「にゃんさんファンにさされないようにね!」

この金言のおかげで、レース中も後ろからの足音におびえてました。

(ウソです金言忘れてました)

 

そんな放置プレイを受けてからシートに戻ると、何人か到着していた。

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プロ(テレビカメラマン)の方が撮ってくれた1枚。

 

その後、テーピングをしたりアップをしたりレッドブルを飲んだりしていたら、スタートブロック整列開始時刻になった。

トイレを済ませてからスタートブロックに向かおうとしたら、トイレがめちゃめちゃ並んでる。

時間がかかりそうだったからトイレは我慢することに。

最悪、走りながら・・・。

 

スタートブロックにはまだあまり人がいなかったため、まさかの最前列に並んでしまった。

「暑くなりそうっすねー」なんて話していたら、沿道に「あの方」のお姿が・・・。

「おーい」を手を振ったらスマホを向けられたので、周りにいる人たちで「あのポーズ」で写真をパチリ。

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「・・・いやいや、このポーズで本人にとってもらうのおかしくね?」

ってことで、本人にも入ってもらって撮り直し。

ハイ、チーズ。

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あい~ん。

最高の一枚。

去年のイクランでご尊顔を拝した際、「頑張れ殿~!」とお声をかけさせていただいたところ、「いつも走ってるよね?」というお言葉を頂戴し、すげー驚いた。

僕のような下々の者のことまで知っていてくださるとは身に余る光栄。

 

さて、そんなわけで。

10時レーススタート。

 

号砲とともに一人飛び出すランナーが。

いわずもがな、ちょっぱやランナー。

「ハーフだってことわかってんのかなぁって思いました」とレース後に話すほどのぶっ飛び具合。

「2分50で入ったら誰もついてこなくてさぁ」なんて言ってたけど、誰もついて「こない」んじゃないんです、ついて「いけない」んだと思います。

 

人のことを気にしながらも、自分自身も「これたぶん速いよな」と思いながら花山椒さんについて走る。

花山椒さんの後ろを走るのは安曇野ハーフに続き2回目。

1㎞通過で時計を見たら3’18。

僕にとってはハーフを走るときの入りじゃない、スタートくらいはもっとのんびり走りたい。

でも、今回は花山椒さんの走りを勉強しようという目的もあったため、頑張ってついてった。

1~2㎞は3’30と落ち着き、ちょうど設定タイムだったのでそのままついていくことに。

途中でシューズアドバイザーの藤原さんがおり、「YouTubeでよく見るフォームだ」と思いながら抜かれる。

 

その後は3’30ちょいのペースで淡々とレースが進む。

6㎞過ぎで少しペースが落ちたときに引っ張ろうと前に出た。

けど、ペースが上がらなかったのか余計落ちたのか、すぐ花山椒さんが前に出たので、引っ張るのはあきらめて大人しく後ろを走ることにした。

8㎞過ぎの萬馬軒(ここの餃子がくそ美味い)のあたりで後ろから来た集団に飲み込まれる。(さされなくてよかった)

その集団にいたランナーが引っ張る展開に。

「このランナーの後ろ姿、見たことあるなぁ」と既視感を感じていた。

すぐには思い出せなかったけど、しばらくして「あ、駒ケ根のときにすげーいいペースで引っ張ってくれた人だ!」と気付く。

「今回もあざす」と思いながら集団の後方を走る。

10㎞付近の下諏訪艇庫にある給水のタイミングで集団がばらける中、僕は駒ヶ根で引っ張ってくれたランナー(Sさん)の後ろにつくことを選択。

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そのあたりから向かい風を感じたが、「水門まで行けば追い風になるからそこまでの我慢」と思いながら走る。

岡谷市に入ると、近所の方や同じ町内の方が何人かおり声援を送ってくれた。

(目立つようにそこだけSさんの横に出て走ったのは内緒)

 

水門を渡り、「よし、ここから追い風だ」と思ったのもつかの間。

「・・・向かい風じゃねーか。」

風が巻いてるのかなんなのか、どこまで行っても向かい風。

諏訪湖あるある。

 

向かい風に加え入りの1㎞が速かった影響か、両足の付け根のあたりがつまる感覚が出てきた。

ハムやお尻を使うように少し走り方を変えたり「足は置くだけ」と意識したりしながら走ったら少しはよくなったものの、それでもつまる感覚はなくならず。

ゴールまでなんとかもたせようとその後も試行錯誤しながら走る。

その辺りからきつくなり始め、何度か離されそうになるけど必死に食らいつく。

16㎞過ぎくらいで少しペースが落ちたため「今度は引っ張ろう」と前に出るが、ペースが上がらかったのかまたSさんが前へ。

引っ張ることはあきらめておとなしく後ろを走らせてもらうことに。

ペースメイクには少し自信があったけど、同じレース中に2回も「前に出たのにすぐ抜かれる」を経験して自信喪失。

「前に出て集団を引っ張ることに対する恐怖症」に感染した。

 

17㎞を過ぎてガラスの里の交差点を左折。

「今度こそ追い風だろう」と期待したら、

「・・・向かい風じゃねーか。」

マジでなんだだ、この風。

左折のタイミングでSさんがペースアップ。

反応できずに離される。

ついていかなきゃ苦しくなるのはわかっていたけどついていけない。

なんとかペースを維持しようと、垂れてくるランナーを目標に走る。

そんな感じでしばらく走っていると、再びSさんの背中が近づいてきて、三度追いつく。

 

諏訪湖ラソンで個人的にいちばんきついポイントが19㎞過ぎ。

距離調整のために、一度右折してすわっこランド横の道路を200mほど走って折り返して戻ってくる個所があるのだが、そこが精神的にキツイ。

ただ、前後を走る知り合いランナーと声掛けもできるため気分転換になるポイントでもある。

自分が折り返す前、折り返した後、どちらも知り合いランナーにすれ違ったため声をかけて気分転換。

 

諏訪湖の周回コースに戻る手前あたりでペースアップ。

すげーきつかったけど、あとは前のランナーを追いかけるだけ。

ヨットハーバーに入る手前の上川にかかる橋の下りを利用してペースアップ。

のつもりだったけど、スプリント力があるわけじゃないしラストの切り替えの練習とか全然してないから、実際のところはペース維持。

そんな感じでゴール。

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テレビカメラがあったからピースしてみた。

 

タイムは1:15’09。

順位は総合23位、年代別8位。

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目標には届かなかったけど、コンディションなど考えればこんなもんか。

 

ゴール後はSさんに「駒ヶ根に引き続きありがとうございました」とお礼を言い、ボランティアの方から飲み物や完走賞をもらう。

 

翌日に知ったことだけど、どうやら生徒がゴール地点でボランティアをしていたようで「先生走ってましたね」と言われた。

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ボランティアをやってくれたお礼にカントリーマァムあげた。

 

ゴール後は全諏訪駅伝チームの皆さんがいたので、そこに混じって談笑。

給水のときにランパンが濡れたおかげでお〇らししたみたいになっていた。

それに気付いたキャプテンに「今日は〇ンポジ決まりましたか?」と言われたから「決まりすぎてもらしちゃいました」とお伝えした。

 

そして、休む間もなくにゃんさんの応援へ。

ダウンがてら残り1㎞地点まで移動。

途中でしのびーさんや女子大生ランナーもいたため声をかける。

1時間30分を超えてくるとランナーの数も増えるため、知り合いを探すのも難儀。

残り1㎞地点に着き、しばらく待って無事発見。

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スタートして1時間40分が過ぎたくらい。

「え、これもう50分切りとか全然確定じゃん」と思いつつ、安心させないように声をかける。

んで無事ゴール。

ゴール後にしのびーさんと再びお会いしたためゴール後の記念撮影。

えー、もちろんワタクシはカメラマン。

有名人どうしのツーショットとか相変わらず後光がさしてた。

もはや誰かがバックライトを当ててるんじゃないかと思いたくなる。

(念のため言っておきますが、お二人ともマジでめちゃめちゃいい人です。だからこそネタとして使いたくなっちゃうんです。)

 

そんな感じで諏訪湖ラソンが終わり、この日のメインイベントが始まる。

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明るいうちから飲むっていう背徳感がたまらん。

 

さて、目標のひとつだった諏訪湖ラソンが終わり、次の目標は1月の勝田マラソン

そのために11月は足作り。

10/29→ロング(32㎞)

10/30→ロング(40㎞)

11/6→塩嶺王城パークラインハーフマラソン

11/13→松本マラソン(フル)

11/23→イクラン(10㎞)

12/4→松本クロスカントリー大会(4㎞&8㎞)

12/18→富士マラソンフェスタ(ハーフ)

座右の銘「無理しすぎない」を心に強く持って過ごそうと思う。

 

また、自分以外のランナーのサポートも大事なミッション。

みなさんがんばっとくれ。

 

※今後もさされないように気をつけます。