長野マラソン2022
4月17日、長野マラソンに参戦してきた。
前日は受付のためにビッグハットへ。
抗原検査は無事陰性だったため、出走できることが確定。
一緒に行った二女が応援メッセージを書いてくれた。
「しおしおがんばれ」って読めるね、と言うのは我慢した。
スノーレッツに久しぶりに会えたのは嬉しかった。
ビン・ドゥンドゥンより可愛いと思う。
もちろんミライトワよりも。
さて当日。
朝は3時半に起き、4時半ごろに自宅発。
途中で寄った姨捨サービスエリアから善光寺平を見渡し、「今日はここを走るのかぁ」なんて思ったけど、よく考えたら、たぶんこの景色の中に走ったコースはないよね。
6時半ごろにスタート地点に到着。
お会いしたこわだ君さんと少し話をさせてもらったけど、YouTubeのまんまの柔らかい雰囲気だった。
8:20スタート。
今回の作戦は「3’45くらいで走ってそうな集団の金魚のフンになる作戦」。
そのくらいのペースで走ってそうな集団につき5㎞通過。
タイムは18'42。
想定通り過ぎて驚いた。
そんな感じが続き、10㎞通過が37’27(ラップ18’41)。
10㎞を過ぎたあたりで知り合いのランナーに抜かれたけど、僕より力のある方なのでスルー。
そのすぐあとに岡谷市のレジェンドに追いつかれた。
レジェンドもしばらくは同じ集団で走っていたが、集団のペースが若干落ちたところでレジェンドが前に出たので「これ、レジェンドの後ろにつけばいつもの練習の感じで走れるからいいんじゃね?」と考え、少しペースが速いような気がしたけどつくことに。
15㎞通過が56’00(ラップ18’33)だったため、結果的に5㎞ラップは上がっていなかった。
エムウェーブ手前で集団がばらけ、レジェンドは前の集団についていったけど「これ以上は・・・レジェンド、ばいば~い」とそこでレジェンドとはお別れ。
エムウェーブを過ぎたあたりで引っ張ってくれてた方と
今ペースどのぐらいですかね?落ちてますか?
さっきと同じ3’40前後なんでいい感じですよ。
ありがとうございます。フルが久しぶりで全然感覚がわかんなくて。
なんて会話をしていたら3’50前後にペースが落ちたため(18~21㎞が)、そこで後ろからの集団に追いつかれて20㎞あたりの五輪大橋手前では8人くらいの集団に。
んで、そこが今回のレースのハイライト。
けっこう密集していたのか、他のランナーさんと腕が何度もぶつかり。
そこで「ん~・・・いいや、いっちゃえ」って思ってペースを上げちゃった・・・。
「3’45くらいで走ってそうな集団の金魚のフンになる作戦」だったのに・・・。
「35kmまではジョグ気分で」だったのに・・・。
最初は誰もついてこなかったけど、ペースを少し落ち着かせたら何人かが追いついてきた。
給水のタイミングで後ろにつき、「金魚のフン作戦」を再開。
再開したのはいいんだけど、さっきより明らかにキツイ。
「さっき上げなきゃよかった~」と後悔したけど時すでに遅し。
「マラソンは途中できつくなる時がある。そこで我慢すればまた楽になる」と聞いたことがある気がしたので、それを信じてついていく。
そんな状況で3㎞くらい走って、約25㎞地点のホワイトリング通過。
そのあたりで徐々に離されていく。
その後河川敷に出たあたりからは単独走。
なんとか3’40ちょいのペースを保つけど、全然余裕がない。
そして第二のハイライトが30㎞付近にあるトイレでの出来事。
誰かが突然「バン!」と飛び出してきた。
「うお!」とビックリして振り向いたら、偶然にも知り合いランナー。
声をかける余裕もなく、「ペース作ってくれたらありがたいなぁ」なんて考えてたけど、どうやら体調が芳しくなかったようで一緒に走れるような感じではなかった。
ちょうどそのあたりからペースが落ち、3’50台に。
エムウェーブを過ぎたあたりで会話した方に抜かれ(「キロ4でも40分切れるから頑張りましょう」とお声がけいただいた)、20㎞過ぎで抜け出した集団で走っていた方々にも抜かれ。
マラソン経験値ほぼ0の未熟さが露呈。
やっぱり集団の中で我慢すべきだった。
36㎞以降は4’00~10で走るのが精いっぱい。
太腿のダメージが大きくてちょっとした下りでさえ自分の体重を支えるのがキツイ。
指先がしびれてきて軽いハンガーノックっぽい感じ。
ラストはペースを上げる余裕もなくなんとかゴール。
タイムは2時間40分54秒。
30㎞以降のペースダウンのおかげで40分カットならず。
目標を達成できなかったのは残念だったけど、無事完走できた満足感も。
ゴール後は知り合いの先輩ランナーがいっぱいいて談笑。
てか、長野県のおっさんたち速すぎでしょ。
「もうフルはいいや」って思ったけど、きっと1週間後には「また走りたい」って思ってるんだろうなぁ。
まぁ、そんなこんなで楽しい長野マラソンでした。
※ゴールしてから荷物を受け取るまでが、何気に一番きつかった。遠い・・・。